社長メッセージTOP MESSAGE

代表取締役社長 岡本 安司

 冷涼な気候で広大な大地が広がる北海道は肉用牛の飼養頭数が日本一、豚の飼養頭数が全国三位であり、日本の重要な食糧基地として大きな役割を担っております。

 牛肉輸入自由化等の影響により家畜生産頭数の伸び悩みや偏在化が顕著となったことから、ホクレン・地元JA・自治体が全道主要産地で運営していた7地区の畜産公社が再編合理化のため合併し、平成8年10月1日に株式会社北海道畜産公社を設立しました。

 現在は5工場体制の下、HACCPやISO等の衛生管理基準の取得・向上に取り組むとともに、食肉の海外輸出に向け、平成28年には十勝工場内に牛肉輸出を目的とした肉用牛専用工場を整備し、令和4年度には9カ国に輸出をされる等、北海道産食肉の価値向上に努めております。

 また、施設の老朽化が進むなか、持続的安定操業に向け、リノベーションによる施設整備を進め、IT・新技術を活用した省力化・効率化に向け、従業員の知識・技術を結集し働きやすい職場づくりに取り組んでおります。
 当社は、ホクレングループの一員として、北海道産の安全・安心で良質な食肉を国内外の需要者の皆様に安定的にお届けすることを通じて、多くのステークホルダーの期待に応え、北海道の酪農畜産振興に寄与してまいります。

代表取締役社長 楠木 隆人